私が米国・英国のロースクール(LLM)に出願した際のスケジュール・費用を書き残しておきます。結構ギチギチのスケジュール感になっているので、これから受験しようと思っている人は、もう少し早めの準備をお勧めします!
出願のためにしなければならないこと
LLM出願のためには、最低限以下のことをこなす必要があります。
- 履歴書(CV / resume)の作成
- 志望動機書(Personal Statement)の作成
- 推薦状(Recommendation Letter)の執筆・送付依頼(2、3名の方に依頼)
- TOEFL/IELTSのスコアの獲得・送付
- 出身大学(学部・ロースクール)及び司法研修所(弁護士のみ)の卒業証明と成績書の取り寄せ
- LSACのアカウント作成(米国LLM用)、出願手続き
上記に加えて、大学によっては(Harvard, Oxford等)、小論文のようなものが追加で課されます。
私の出願スケジュール
2024/10月24日 TOEFL受験開始
やらなきゃ…とやりたくない…が葛藤すること約1年、やっと重い腰をあげて受験。
2025/2月27日 TOEFL 107点 獲得、ETSからTOEFLスコアレポートをLSACに送付してもらう
7月上旬 某留学予備校申し込み
周りの留学経験者が通っていたのと、Personal Statementを自分で作成するのが少し不安だったため、某予備校の留学サポートサービスに申し込むことに。
8月上旬 LSACアカウント作成
米国LLMを受験する人全員がお世話になるであろう、LSACでアカウントを作成。
8月下旬 CV/resume (履歴書) 作成完了
9月 推薦状の依頼
推薦状を執筆いただきたい方々にお願いをしました。詳細は別の記事で。
IELTS受験開始
英国のロースクールも受験したかったため、IELTSの受験を開始しました。勉強自体は7月頃からスタートしてます。
出身大学・司法研修所に、卒業証明と成績書(transcript)をLSACに発送してもらう
10月上旬 Personal Statement (志望動機) のベースの作成完了
10月10日 IELTS Overall 8.0 獲得
10月22日 Oxford出願
10月末 推薦状の提出
推薦者の方々から、直接LSAC・各大学(LSACを使えない大学、主に英国)にオンラインで提出してもらいます。
11月14日 LSE出願
11月20日 Cambridge出願
12月1日 Harvard、Stanford出願
12月2日 Columbia出願
12月15日 Chicago, KCL出願
12月18日 UC Berkley, NYU出願
2026/1月 TOEFL受験再開
前年2月に取得していたTOEFL 107点は、Home Editionだったのだが、Stanfordから「Home Editionはダメで〜す」という連絡が来たため、受けたくもないTOEFLを再開。しかもこの年の1月から形式が大幅に変更された(120点満点から、6点満点のバンドスコアに変更。かつ試験内容も大幅変更)ため、実質的にはゼロからやりなおし!
2月 TOEFL Overall 5.5(110点相当)獲得、LSACに送付
出願のための費用
合計で 100万円 程度かかりました。
| LSAC利用料(EAPS + DAS + ITAES) | 約 4 万円 |
| TOEFL受験料(7回) | 約 28 万円 |
| TOEFLのLSAC/大学へのスコアレポート送信料(4回) | 約 1 万円 |
| IELTS受験料(4回) | 約 11 万円 |
| 卒業証明と成績書のLSACへの発送費用(出身大学・司法研修所) | 約 1 万円 |
| 米国ロースクール出願料(6校) | 約 12 万円 |
| 英国ロースクール出願料(4校) | 約 9 万円 |
| 留学予備校費用 | 約 30 万円 |
| Personal Statement 添削サービス(1回) | 約 3 万円 |
こう書いてみると高いね… ポンって出せる金額ではない。 特に、TOEFL/IELTSや出願料、LSAC費用は全て外貨建てなので、円安が響いてます。(※記事執筆時点、160円/ドル)
もしケチるとすれば、
- IELTSとTOEFLどちらかに絞る → 英語関係費用(労力も)が半分に!
- 留学予備校を利用しない → 30万円節約!
- WISE / Revolut のデビットカードを使って決済する → クレカの外貨手数料(4%弱)が無料に。
- TOEFL/IELTSの受験回数を減らす → 帰国子女向け。純ジャパはそんなにうまくいかないのよね
- 出願数を減らす → 「私、失敗しないので」という大門未知子並みのプロ向け
くらいでしょうか、全部できれば多分最安で 12 万円くらいになります。
現実的には、予備校にいかずに英語の試験をTOEFL(英国第一志望の人はIELTS)に絞った上で、目標のTOEFLスコアが4回目程度でとれれば、50万円 程度に抑えられると思います。
まとめ
出願作業は長丁場になりますので、自分の希望する留学時期から逆算して、必要な準備をテキパキと進めましょう。
特にTOEFL/IELTSは、帰国子女等でない限り、早めに取り組み始めることを強くお勧めします。
