どうもこんにちは、ケチです。
牛乳やお茶は必ず一番安いプライベートブランドを買います。傘がないときに雨が降ってきても、コンビニ傘は買わずに濡れながら道を走ります。今日は、夕飯を探しにコンビニに行ったら、昨日食べた生姜焼き弁当が200円引きだったので、それをまた買いました。
この記事では、そんな私が編み出した、留学コストを1円でも多く節約する方法について、書いていきます。
受験準備フェーズ
TOEFL/IELTS
受験準備の段階で、おそらくもっともお金がかかるのが、英語の試験関係です。
まず、志望校が許す限り、ケチを自認するあなたはIELTSを受験しましょう。なんとなく有名だから、みたいな軽い気持ちでTOEFLを選び、米国資本主義に魂を売ると、一回の受験毎に最低でも約3700円の差がつくことになります。
詳しくは以下の記事参照。
また当たり前ですが、受験回数を抑えることも大事です。基本的に、目標スコアに達成するまでの受験料は全て無駄です。試験への「慣れ」による点数向上のために受験を何回も重ねる人は、ケチの風上にも置けません。真の倹約家ならば、「良い問題が出たら目標スコアが取れそうだな」という実力が備わってからはじめて、いわゆる出題ガチャを回すのです。
試験への「慣れ」の獲得には、以下のような⭐️無料⭐️のツールを使い倒しましょう。
- TOEFL Full Length Practice Test
- IELTS無料テスト
- IELTS無料テスト(British Council)
公式の無料模試。絶対に全て受けてから本番のテストを受けましょう。これを受けずに本番のテストに臨む人の気持ちが、ケチには理解できません。 - ChatGPT or Gemini or Claude
一度サンプルを読み込ませてしまえば、Writingの問題を無限に、かつ無料で、生成&自動採点&添削してくれます。ポイントは、問題例だけでなく、公式の採点基準(Rubric等)も読み込ませること。また、ChatGPTの音声モードやGemini Liveなどを使えば、Speakingの練習も無限にできます。これぞ最強。 - YouTube
ネイティブの皆さんがサンプル問題を色々と投稿しています(例えば、下のやつとか)。Speakingは結構これで対策できると思います。ポイントは、音声入力ができるツール(google翻訳アプリ等)に対して吹き込むことです。これによって、自分の発音が悪い箇所が明確にわかります。実際のTOEFLも、SpeakingとWritingに関してはAIが採点をサポートしているようなので、機械に聞き取ってもらえるように発音することは非常に大事です。 - 予備校の無料講座・お試しキャンペーン
TOEFLもIELTSも、様々な予備校が色々な無料キャンペーンをしているので、申し込んでみるといいと思います。ゴルフの素振りがちゃんとできない人がホールに何回行っても無駄なのと同じように、ある程度の基礎固めができていないと、実際の試験問題に挑戦しても意味がない(というかむしろ変な癖がついて悪影響となる)可能性があります。最初は手取り足取り教えてもらうのも、悪くないと思います。
また、弁護士の人は、日弁連の「若手チャレンジ基金」というありがた〜い制度があり、一定の条件でTOEFLやIELTSの受験料補助がもらえる可能性があります。結構みんな知らないのですが、無視できない額の補助がもらえるので、一度調べてみてください。
クレカ為替手数料
受験準備フェーズでは、外貨(ドル、ポンド)建てで支払いを行うケースが多々あります。
例えば、TOEFLは受験料が$195ですし、LSACの利用料は$262です。また、大学への出願手数料も外貨建て(米国は一校あたり$100~130ほど、英国は£80〜130ほど。)です。TOEFLを10回受け、LSACなどで10校出願するとすれば、その外貨総額は日本円換算で約60万円程になると思います。
しかし、日本のクレジットカードで外貨を決済すると、為替手数料(海外事務手数料)として結構なお金をカード会社に支払うこととなります。例えば、三井住友カードや楽天カードだと3.63%取られるようです(執筆日時点)。そうすると、仮に60万円分の外貨決済をすれば、21,780円の損が出ます。
そして、合格後も、Depositやら入学金やらの高額な外貨決済は続くのデス。
そこで、WISEの出番です。

WISEは、お金をチャージして使うデビットカードなのですが、チャージした日本円を40種類以上の外貨にアカウント内で両替した上(外貨の銀行口座が無償で作れます!)で、外貨支払いを外貨のままで行うことができます。
そしてその両替手数料が、驚異の約0.3~0.6%。ためしに60万円の円→ドルの両替手数料を計算したところ、3934円でした。日本のクレジットカードで外貨決済するよりもかなりお得ですね。
ちなみに、為替レートもミッドマーケットレート(為替相場の買値と売値の中間のレート)が適用されるので、海外の両替商のようなとんでもないレートを吹っ掛けられることもなく安心です。
渡航準備フェーズ
大学に合格後も、入学金、ビザ取得、予防接種、航空券等でお金は順調に飛んでいきます。
航空券
勤務先がフライト代を出してくれるのであれば問題はないのですが、もし自費で出す場合、ケチの頭を悩ませるのは、いかに安いフライトを確保するかということ。何よりも大事なのは、早めに航空券を予約することです。
そして、航空券を早めに抑えるためには、当然に渡航時期を早めに確定させる必要があり、このためには留学用ビザ(米国なら基本はF-1)の準備をしておくことが超重要。米国大使館での面接が必須ですが、面接枠がかなり少なく、2ヶ月くらい先の日程しか空いていないのが基本なので、渡航する大学が決まり次第速やかに準備を開始しましょう。
その上で渡航時期を決めたら、安い航空券をとるために、Google フライトの価格アラート機能で、東京ーNY便の価格変動をウォッチしておくといいです。日々のフライト価格を比較したり、価格変動のたびに教えてくれるので、かなり便利。

JAL赴任プラン/ANA赴任コンポ
早割などを使わない正規料金での航空券予約をする場合(主に勤務先が航空券代を出してくれる場合)の話ですが、その場合はJAL赴任プランやANA赴任コンポというのが使えます。
これは、ホテルの前泊、自宅ー空港間のハイヤーなどの一定のサービスが⭐️無料⭐️で受けられる&赴任ボーナスマイル(渡航する家族一人当たり5000マイルのボーナス!)がもらえるという神プランです。
↓ JAL赴任プランの場合の選べるサービスの一覧は以下のとおり(この中からお好みで複数選べます)。
- 予防接種証明書作成サービス (大学・地域によっては、MMRワクチンなどの過去の接種証明が求められる)
- 母子手帳・診断書英訳サービス
- 空港までのハイヤーサービス
- ホテル前泊サービス
- 空港宅配サービス
- 追加超過手荷物手数料無料サービス
- JALクーポン
なお、JAL赴任プランを使う場合は、JALファミリークラブというものに申し込む必要がありますが、別に単身でも申し込めます。この会費は5年間で1000マイルですが、上述のとおり渡航時に5000マイルもらえるので、実質無料です。
日本の携帯電話番号の維持
留学の際には、現地のSIMによって現地の携帯電話番号を獲得するのが必須になるのですが、一方で日本の携帯電話番号の維持も事実上必須です。日本の携帯電話番号を維持しない場合、日本の銀行・証券会社・各種サービス/アプリのログインや2段階認証(SMS認証)で詰みます。
そこで、現在使っている日本の電話番号を安く維持するため、維持料が安い格安SIMに乗り換えることをおすすめします(通信キャリアの乗り換えで番号は基本的に変わりません)。普段使わない番号の維持のために月数千円支払うのはもったいない。
ここで、おすすめはpovoです。povoの場合、基本使用料が無料(使うときだけ課金)なので、非常に安く日本の番号を維持できます。ただし、半年に一回は最低限の課金(300円程度)をしないと、未使用者とみなされて強制解約される可能性が生じるようなのでその点は注意。
なお、海外から日本への電話がありうる方は、povoの代わりに楽天モバイルを契約するのもありです。楽天モバイルは基本使用料が月1078円かかりますが、代わりに海外から日本への電話が無料です(Rakuten Linkアプリを使う必要があります)。
ちなみに、楽天モバイルは、楽天グループ(株)の株式を100株(本記事執筆時点で7万円強)以上持っていればプラン無料の株主優待がもらえるので、渡航前年の12月(権利確定日が12月末です)に楽天グループの株を買っておいて、その後寝かせておけば、出費を最低限にできます。なおその場合、留学中の証券口座の維持については注意。
入学金などの外貨決済
上述のとおり、WISEで決済すればクレカ為替手数料が安く済みます。
渡航後フェーズ
渡航すると、日本と海外の物価差に驚愕し、なんとしてでもケチらねば、という決意を固めることとなります。
AMEXのGlobal Transfer
海外(特に米国)には、入会ボーナス・ポイント還元率が日本と比べて異常に高いクレジットカードが多くあり、これを使わない手はありません。
しかし、渡航したばかりでそのようなクレジットカードに申し込んだとしても、普通は審査落ちになります。それはその国での信用情報(クレジットヒストリー:クレヒス)がないからです。
そこで通常は、現地の銀行口座の開設の際に、銀行のクレカを作ってもらったり、日本でクレヒスなしに発行申請できる米国クレカであるJALカード・ANAカードを作ったりした上で、それらの(あまりお得ではない)クレカを一定期間使って現地でのクレヒスを貯めることになります。
しかし、AMEXのGlobal Transferという制度を使うと、日本でのAMEXのクレジットヒストリーを使って、海外のAMEXカードをダイレクトに発行できます。
例えば、米国でAMEXゴールドを発行すれば、日々の出費でポイントがガンガン貯まりますし、しかも6ヶ月のうちに$8,000使えば、ウェルカムボーナスで100,000ポイント(本記事執筆時点。頻繁に変動するので、各自要チェック)貰えます。100,000ポイントは、マイルに変えれば日本ーNYがエコノミーで往復できる程度の価値があります!!やばすぎる。


当たり前ですが、このAMEX Global Transferを使うには、日本国内でAMEXを使って、クレジットヒストリーを作っておく必要があります。調べた限り、どれだけ短くても最低3ヶ月は使わないと有効なクレヒスにならないようなので、できれば渡航半年前までに日本でAMEXカードを作り、使っておくことをお勧めします。日本のAMEXでもウェルカムボーナスがあるので、二重にお得。
僕はこれに気付くのが遅れ、渡米年の4月にAMEXを作成したので、渡航時点でGlobal Transferができる程度の日本のクレヒスが溜まっているか怪しいです(また報告します)。
ちなみに、Global TransferできるAMEXカードには一定の制限があるようで、例えばセゾン・アメックスだと利用不可だったりするので、本家アメックスが発行するプロパーのカードを申し込むようにしましょう。家族・友達でAMEXを持っている人がいるなら、紹介コードを教えてもらうといいです。
ちなみに、海外旅行等が好きな人ならその多くが持っているであろうAMEX Marriott Bonvoyでも、どうもGlobal Transferできるっぽい。
授業料
勤務先や奨学金支給元から、大学の一年分の授業料が一括で支給される場合、大学に対しては授業料を各月で支払うオプションを選択することで、その間の預金の金利が手に入ります。
日本だと銀行預金の金利は0.2%〜0.3%ですが、米国だと預金に3~4%程度の金利がつくことがよくあります。受領済みだが未払いの授業料について、これだけの金利がつくのであれば、無視できませんね。
なお当たり前のことですが、授業料は使い込まないようにしましょう(この記事をここまで読んでいるドケチなあなたは、そんなことしないと思いますが)。間違っても、「授業料を投資に回したら?」とか考え始めないように。
学割の使用
留学することで学割が使えるようになるので、Amazonプライムなどの各種サービスについて、学割が使えるようになります。また、大学によっては、ChatGPT Edu などの、有料ランクの生成AIが無料で使えるサービスが提供されていたりします。
ちなみにかなり有用なのは、Student Beansというサービスで、学生なら色々な会社のサービスがここを介するとかなり割引になります。H&MやらNIKEやらBooking.comやらAmazon Primeやら家のwifiの会社(Astound)やらディズニーやらが、ここでもらえるクーポンで割引になります。
まとめ
留学は、数千万円単位での支出となるので、自身のキャリアだけでなくお財布にとっても一大イベントです。
せっかくなら、不必要な出費を抑えた上で、その分を留学をより有益なものにできる出費に振り替えましょう。

